2期目となる県の人材育成事業「群馬デジタルイノベーションチャレンジ」が27日、高崎高で始まった。地元企業のエンジニアが同校を訪れ、「ぐんまプログラミングアワード(GPA)2023」出品を目指す物理部員約30人に助言した。
プログラミングをはじめ、デジタル技術の習得や、それを生かした制作を目指す子どもたちに外部講師を派遣するなどし、学びの機会を提供する事業。今期は中高生が対象で、高校は公募で同部など6校の部活動を支援先に選んだ。
同部を訪問したのはIT関連のペリテック(高崎市)の井沢年宏社長ら6人。部員から作品のアイデアを聞き取り、技術面に加え、考え方や発想についても具体的にアドバイスした=写真。常見健太さん(2年)は「考えがまだまだ浅いと分かった。もっと視野を広げたい」と話した。